静岡市清水区にある真言宗の寺院、一乗院です。

真言宗とは、「いま生きている現世のうちにしあわせになる」ための教えです。
神秘なる護摩祈祷や車払い、自転車払い、車椅子から船舶陸運など乗り物のお祓い、
自力で運勢を好転させる開運祈祷、密教占星術、先祖供養や永代供養など、
宗教や宗派によらず、どなたさまにもお越しいただけます。

一乗院は、「海つ道」と呼ばれる駿河湾を囲む旧東海道沿いに立地し、
東京日本橋から15番目の宿場町「蒲原」にて
山伏修験に属す真言密教道場として江戸中期に開かれました。
その法流は、役行者（えんのぎょうじゃ）によって飛鳥時代から伝わる、
1350年の歴史をもつ「実修実験の道（修験道）」です。

紆余曲折を経て今日に至っております。
現住職の橘榮徳が寺院を継ぐまで、
一乗院は長きにわたり存亡の危機にございました。
後継ぎになる者が次々に途絶え、
3歳の時に交通事故で父を亡くし、幼い頃から母子家庭で育ったのです。
「寺院を閉鎖するか誰かが継ぐか」という選択を突然せまられたのは
会社員として一般の企業に勤めていた20代の頃のことでした。

以降、不透明で悩みの多いお布施の世界に明朗会計の定価制を取り込み、
檀家制度や墓地はもたず、特別な負担なく日常的にご利用いただける
『開かれた寺院』を目指してきました。

一乗院では、宗教や宗派には詳しくないけれど
お弔いや供養はきちんとしたい、という
昨今の社会事情やご要望に合せた『一日僧侶派遣サービス』や
墓じまい、仏壇じまい、供養代行など、
お悩みに応じてさまざまなサービスを
リーズナブルに提供しております。